呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

オヤジとケンカ ありがとうオヤジ

親父が、最近の若者は〜だからダメなんだ、みたいなことを言って、

大河ドラマの、主人公の息子が働かないドラ息子なのを使って

自分を露骨に見下し、蔑んできた。

父親の、毎日辛い、苦しい犠牲を払って、働いている人間の、

働いていない人間への露骨な醜い蔑み、見下しに、ムカつき、

そういう若いやつにダメ出しする態度の親父は職場で若い連中から

煙たがれてると思うよ、と言った。

で、ケンカになり、しばらく後、自分が、そうやって親父がバカにして

蔑むようなことを延々と言うなら、親父が死んだとき、

葬式でオレが弔辞で読む文章のネタが増えるだけだ、

という趣旨のことを言った。

すると、オヤジは、「ほら、オレが死ぬのが前提だろ?」

とムカつきながら、悔しそうに言った。

そのときは、とくに何ともだったけど、

今思うと、確かに、自分と違ってオヤジは老いた人間なんだから、

もうすぐ死ぬんだ、プライドがどんなにあろうが仕事の手柄や功績が

たくさんあろうが、所詮はもうすぐ死ぬだけの、しょぼい肉体なんだよね、

っていう前提で話してた。

キリストとして見るなんて、そんな気は吹き飛んでた。

何でかと言えば、やはり、自分個人を見下された、蔑まれた。

人を蔑もうとするオヤジの、醜く、あさましい、卑小な、

いやらしい態度が、気に食わなかった。

腹が立った。相手に反撃せざるを得なくなった。

で、憎悪から、まさに加藤さんが言うように、

「こんな不当な扱い受けて、黙っていられるか」、

という感じになり、

相手が嫌がるであろうポイントを頭の中で検索し、

相手の弱点を突く言葉を攻撃として、相手に投げつける、というおなじみのパターンに入った。

ありがとう、オヤジ。

ナイスなレッスンのチャンスだ。