ケイティのワークと、ときどきオトン
バイロンケイティのワークに、オヤジへの憎悪、嫌悪、醜悪感、不満、
を当てはめてみます。
1.わたしは、親父に対して、憎悪、醜悪感、不満、不当に扱われた感を感じます。
なぜなら、親父は、わたしを蔑み、見下し、バカにし、不当に扱ったから。オレに嫌がらせしたから。呆れるほど、傲慢だから。
2.わたしは親父に、見下し、蔑むのをやめてほしい。
謝らなくていいから、誤りを素直に認めてほしい。
3.親父は、わたしを蔑むべきではない。見下すべきではない。
4.わたしは、親父に尊重してもらう必要がある。
5.親父は、傲慢で、プライドにがっちり執着し、人を見下すのに中毒している。おやまの大将でいるのが大好き。
6.わたしは、二度と、親父と話したくもない。傲慢かつ醜悪な態度を、見たくない。見下され、蔑まれたくない。
①、1について、それは本当でしょうか?
疑いもない。本当だ。
②、その考えは、絶対に本当だと、言い切れますか?
言い切れる。確かに、超露骨に見下して、蔑んできた。
③、そう考えるとき、あなたはどう反応しますか?
ムカつき、腹が立ち、反撃する。
④、その考えが無ければ、あなたはどう反応しますか。
リラックスし、平和で、スッキリしている。
以下、置き換え
1.①わたしはわたし自身に怒っている。なぜなら、わたしが親父を見下し、蔑んだから。
それは本当と言えますか?
たしかに、典型的な、プライドが生き甲斐の昭和の奴隷人間として見下している。
②わたしは、わたしに怒っている。わたしを見下し、蔑んだから。
たしかに、そうかもしれない。自分を、仕事がない、社会に貢献しない、
あまり価値がない人間としてみているかもしれない。完全無欠の、神の子や、キリストとしては、事実、見てはいないかもしれない。
2.①わたしは、わたし自身を見下し、蔑むのをやめてほしい。
たしかに、自分で自分の見方を変える意欲を持つべきかも。
②わたしは、自分に、親父を見下すのをやめて欲しい。
たしかに、のりこさんみたいに、親父の真の姿が見れたらいいだろう。
4の①わたしは、親父を尊重する必要がある。
そうかもしれない。親父に、多くを求めすぎているかも。
②わたしは、わたしを尊重する必要がある。
たしかに、これは事実。
5.わたしは、プライドにがっちり執着し、傲慢で、おやまの大将でいるのが大好き。
うーん、、そうかも。たしかに。集団の中で秀でているのは、楽しいし、
気持ちいいし、自分が輝くヒーローになった気がする。少なくとも子どもの頃は、それが好きだった。
6.わたしは、自分の醜悪で、傲慢で、欲深い態度を、二度と見たくない。自分で自分を蔑み、見下したくない。
たしかに。自己嫌悪、自己醜悪感ほど、嫌なモノはない。
自己嫌悪を感じるくらいなら、親父を嫌うほうが、楽ちんか。