呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

リサ・フェアさんの人生のストーリーと、自己概念の階梯 (未完)

 

リビングミラクルズのリサさんが、

自身の人生やデイビッドと会ってからのことを話していた動画があり、

かなりドラマチックで極端に思えたのもあり、

なんとなく翻訳したくなり、

去年に翻訳したけど、途中で力尽きた形に。

未完なので記事にはできないと思ったけど、未完でも、

隠したままにしたら純粋に無駄だしな、と思って、記事にします。

動画では、デイビッドとリサが交互に話しています。

翻訳にミスや未熟な点はたくさんあります。

https://youtu.be/brPk9SvEXkg

デイビッド:いきなり人間から神の子に一気に戻るのは、

余りにも落差があり、大きな喪失に感じられるので、

ジーザスはコースで、あなたは奇跡の道すがら、

いくつもの新しい自己概念を作るだろうと言っています。

それぞれの自己概念は、少しずつ、より軽く、明るく、

自我の信念から解放された自己概念になっていきます。

デイビッド自身は、リサに初めて会ったときは、

聖フランシスコと、ピース・ピルグリムが混ざったような自己概念でした。

リサは、引き寄せの法則は知らなかったけど、コースで学んだ

祈りの力や心の力を使って、貧しいシングルマザー、麻薬依存症、

鬱、飲食店のウェイトレスという状態から、

急速に成長して成功した、

Abundant Nursing という会社の社長になっていて、

家もぼろぼろで荒れてたのが、キレイで余裕ある感じになり、

リサの周りの人はリサのあまりの変貌ぶりに感心して、

より良い形の人生の作り方をコースが与えてくれると考えて、

みんなコースをはじめたほどでした。

(なんだかリサさんはのりこさんに似ていると感じた。)

デイビッドがリサに、「大きく成長した会社や仕事は、いずれ消える、

手放すことになる」と言うと、

リサのキャリアはあまりにも上手く成功して、

職場でコースを教えたりしてもいたので、

リサは「そんなバカな。ありえない。」と思った。

リサは無力で、窮乏した無価値感に満ちた状況から、

少しずつ自己概念が変化して、

祈りや心の力や、自分には豊かさを受けとる価値がある、

神は自分を愛している、という方向にだんだんと変化したけど、

あまりにも自己概念の変化が上手く行き過ぎたので、

心の力を、真理を幻想に運んで、

人生や世界を改善して完璧にする方向に使うのに夢中になっていて、

心の無意識の信念を癒すことを忘れていました。

リサが若い頃、レストランで働いていると、映画「プリティ・ウーマン

みたいに、お金持ちの客に突然惚れられて結婚を申し込まれた。

デイビッドは、とても豊かだけど心は癒されていなかった

リサに、「子どもを手放して、仕事も、財産も売って、

貧しい人に寄付しなさい。わたしについてきて、神の国に来なさい。」と、ジーザスのように言いました。

リサは会社の社長として働いても、全ての形や地位の変化を経験しても、

依然として、深い無価値感がありました。

社長として、自分は現場で働かなくなり、大金の管理をするのは怖くて、他人に任せていたので、

給料をたくさんもらうのはふさわしくないように感じ、

トラウマのようでさえありました。

リサは、大金を持っていることに罪悪感や居心地の悪さを感じ、

祭日やクリスマスになると、知り合いに札束を配っていました。

リサの周りにいれば札束が貰えるので、

周りの人たちは、札束依存症になり、

いつもリサの近くにいようとしました。

リサがデイビッドにこれらを話すと、

「確かにお金配りは素晴らしいことに見えるけど、

それは罪悪感から与えているんだよ。

与える動機が罪悪感なんだよ。

与える動機がいちばん大切なんだよ。

それが、あなたの心があるところだから。」と言った。

お金配りをすれば、人々は、あなたは親切な人だと言ってくれるし、

無価値感が解決したように感じるけど、それは本当にはうまくいかない。

リサは、仕事では大金を稼いで、

家庭では子どもたちの世話を一生懸命にして、

「スーパーお母さん症候群」でした。

自己概念がたいそう改善されていました。

しかしお金や華麗な見た目や、仕事は、罪悪感や無価値感を覆い隠す、

カバーになっていました。

これはリサの極端な例だけど、

これをシェアするのには、理由があります。

心を癒す旅路では、実に簡単に、

世界のシンボルに釣られてしまいやすいのです。

あなたが上手く赦しをやっている、心が広がっている、

ということを示すシンボルでさえも、

それらに忠誠をもつのは間違いです。

デイビッドが、それらの成功した仕事や家庭は手放すことになると言ったとき、

それらはリサには本当に大切なものだったから、ショックでした。

そこで、会社の売却業者が来て、ナスダックに上場していた、

Abundant  Nursing という大きな会社を、売却することになりました。

なんと、わずか2日で売却することになりました。

リサは会社でコースや神のことを話し続けていたら、従業員から、

「それは他の場所でやった方がいいですよ」と言われ始めていました。

会社でも、業務の邪魔になっていました。

しかし、会社を手放すのは余りにも怖くて、会社を売却することを

自分でも否認して、デイビッド以外には、誰にも話しませんでした。

だから、社員たちが会社が売却されるニュースを知ったのは、

新聞の記事を読んだときでした。

そして、売却のサインが終わり、

取引先のマラソン・ヘルスケア社の代理人が、

次期社長を紹介すると、それはリサにはショックでした。

従業員たちも、急に会社が売却されるのはショックで、

パニックになっていました。

リサは会社を取り戻したくなりましたが、すでに会社は売却され、

リサはもはや会社に戻れない、というのは辛いことでした。

「ああ、なんてこと、、」という感じでした。

リサに、恐怖や闇が、湧き上がってきました。

そして、恐怖で心が凍りつき、家に孤立するようになり、

デイビッドが、自分の人生を破壊している悪魔、

悪の道に引きずり込もうとするダースベイダーのように感じ、

デイビッドと連絡しなくなりました。

デイビッドが電話してきて、「ハロー、リサ。愛しているよ」

と言っても、

「ひとりにしてよ。わたしに近寄らないで。

どうせわたしのお金が欲しいんでしょう。

よりによって、なんでわたしを選ぶの?」

と思っていました。

デイビッドは、「たぶんこれは聖書のストーリーみたいに、

自分の財産や所有物を寄進して、キリストに従うパターンだな。」

と思っていましたが、

エゴは、目覚めのプロセスをなんとしても妨害する決意でした。

デイビッドは、リサの財産は、全体の目覚めのプロセスのために

使われるだろうと考えていましたが、

リサは、全ての財産を、さらにお金を増やそうと考え、

ギャンブルなどに浪費しました。

しかし、デイビッドがリトリートに誘うと、

リサはまた奇跡的に喜びを思い出して、

そしてまた恐怖や疑いや闇の中に戻る、という、行ったり来たりでした。

テキストにあるように、

「光に近づくと、わたしたちは、大急ぎで闇に逃げ込もうとする」

のです。

デイビッドとリサが出会って数年後、リサには彼氏ができていました。

デイビッドは、「何か良くない感じだな」と思っていました。

リサは、「何でデイビッドに、私が誰と付き合うか、

指図されないといけないの?」という感じでした。

この関係は、最後には、リサが自分は殺されるに違いないと妄想するような、悪夢のような状況になりました。

リサの自己概念は、最初は貧しい妊婦から、

奇跡的にお金持ちと結婚して、大会社の社長になり、

そして、急降下するように、借金と恐怖にとらわれました。

自己概念を改善しても、また挫折する、上に昇れば、急降下する、

というパターンが見えますね。

※(デイビッドは、別の動画でタイガーウッズみたいに、

自己概念をひたすらに強化して改善しても、突然それが崩落する、というのがエゴの好むパターンだと言っていた。 )

だから、わたしたちは、人生の表面を改善し続けるんじゃなくて、

恐怖や絶望感などの、全ての問題の根っこに対処しなくてはなりません。

ふたたび、デイビッドとリサがレストランで会ったとき、

リサはまた喜びを思い出し、

「わたしは、癒されたい。」と、本当に心底から、助けを求めました。

そしてふたたび、スピリットがリサを助け、

リサはデイビッドと一緒に、しばらくピースハウスに滞在しました。

リサの心には何層にも積み重なった、

罪悪感や、恥、無価値感、憎悪がありました。

その全ての闇の下の底流には、深い自己憎悪がありました。

リサの一連の経験は、心の中にある根深い闇を見るためのプロセスでした。

ハワイにいるとき、面白いことに、溶岩が流れ出る活火山がありましたが、そんな感じで、全ての心の闇が浮上して流れ出ていました。

ある層の闇が浮上すると、それが、次のステップの準備になっていた、という感じでした。

つまり、いきなり急いで、深い闇に直面するのではなく、

準備ができてから、次のステップに行くんです。

そして、正直に、神への恐怖に直面することになりました。

その恐怖の中では、完全に、寄る辺がなく、心細く感じます。

そして、神への強烈な怒りも感じていました。

このプロセスは、決定的な時期でした。

コースを何年も学んで、コースに献身すると決めてから、

決して疑っていなかったことを疑いはじめ、

全ての闇が浮上してきました。

デイビッドを疑っていたときは、

「もうデイビッドは信じない。神なんかはじめから存在するわけがない」

という感じでした。

リサは4万ドルをギャンブルにつぎこんで、まるで、小型飛行機が、

きりもみ回転しながら、真っ逆さまに墜落するかのようでしたが、

地面に激突する直前で引っ張り上げられて、戻ってきたかのようでした。

スピリットが借金に対処する時間は、たった一週間でした。

多くの借金が、まるで厚い雲のように垂れ込めていましたが、

ブーン!と消えました。リサは破産しました。』

今は翻訳はここまでです。