呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

散歩とガイダンス

しばらく前、16時くらいに目が覚めて、

かなり悪い気分だった。

また昼夜逆転してしまったという嫌な感じ。

でも、手近にあったワプニック博士の『赦すけど忘れない』

を読んだらひょっとして何か気分が変わるかもと思い、

藁にもすがる気持ちで

本に手を伸ばし、

しばらく読んでいると、

いつの間にか気分がましになり、

本を置くと、窓の外は美しい夕方のオレンジ色だった。

それを見ながら立つと、

夕陽の美しさも手伝ってか何かいい気分になり、

何か散歩に行きたい気持ちを感じた。

夕方の散歩では犬の散歩をしている人もちらほらいて、

かわいい犬たちとすれ違いながら歩くことができる。

それで家を出て少し歩くと、

デイビッドたちのことを思い出して、

散歩のコースをガイダンスで決めようと思った。

それでどう感じるかを見ると、

まず線路の方に歩いて、

それから川沿いを歩いて田んぼの中を帰ってくるコースが良さそうに感じた。

それで夕方の涼しい時間を歩いて

コースの後半の田んぼの中の道が交差する地点

に近づいてくる20メートルほど左方向に、

2人の小学生くらいの女の子のたぶん姉妹が2匹の小型犬の散歩をしていた。

自分の歩いている道とその女の子たちのいる道とが

ちょうど交差するポイントに差し掛かる数秒前に、

突然犬のうちの一匹が脱走してこちらに向かって走り出してきて、

女の子はそれに気づいて追いかけはじめた。

自分がちょうど交差点に着くと、ちょうど犬が目の前に走ってきて、

自分は犬の前を塞ぐように両手を広げて犬を止めようとした。

その時、「もし犬が自分のそばを通り抜けたらヤバい。

失敗する。カッコ悪いし申し訳ない。」という焦りを感じたけど、

幸い茶色のプードル犬は止まって、自分に吠え出した。

女の子は「すみません。」と頭を下げて犬を抱き抱えた。

その時、何か恥ずかしさを感じていたけど、

役に立てた嬉しさを感じて、

「これは行為者の手柄感なのかな」と思った。

犬を止められないかもしれない恐怖・行為者として失敗する恐怖もあったけど、

ちょうど犬が脱走した瞬間に居合わせたこと、

犬も歩けば棒に当たるじゃないけど、

散歩するだけで役に立てたかもしれないなら、

自分みたいな人間でも何か聖霊に使い途があるかもしれないと思った。