呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

「安く救われるな。ちゃんと絶望しろ。」

https://welcomejwithintention.hatenablog.com/entry/2021/11/22/170645

プロ奢られヤー氏のことは、何年も前から、ツイッターで知っていて、

「自分より若いけど、すごいなこいつは。大したヤツだ」

と思って、自分のブログでも紹介しようかと思ってたけど、

自分の弱さ、臆病さ、ダメさ、無知さ、情けなさ、卑小さ

みたいなものをまざまざと見せつけられてしまいそうで、

なんか怖くて目を背けてた。

良く考えたら、今まで目を背けてたものに向き合うのが

コースの実践のはずでも、やっぱり自分が避けたいもの、

イヤなもの、逃げたいものからは、反射的に逃げてしまう。

プロおご氏のことを考えてたら、

ディランhttps://onesilentmind.com/のときと全く同じ感情なのに気づいた。

まだ若いのに、強く、賢明に、

公務員とか実家みたいな安全な位置ではなく、

かといって、やり手のたくさん稼いでる若い経営者です!

みたいな感じでもなく、

あるがままに泰然と、堂々と、自然に生きてて、怯えたり、

ネガティヴだったり、

臆病な感じがぜんぜんない、こういう人に直面したら、

自分の臆病さ、情けなさがまざまざと浮き彫りにされる。

それがあまりにも怖すぎて、イヤすぎて、目を背けてた。

今気づいたけど、この目を背けるという行為自体、

「自分の情けなさに直面するという絶望から逃げている」わけで、

まさに、安く、その場しのぎの救いを求めてた。

ディランの動画をおっかなびっくり、ビビりつつ見始めて、

意外にも共感できるようなことを無防備にシェアしてくれる、

家族以上の親しみやすさを感じて、なんだ、ビビる必要なかったじゃん、

となった。

まともに見れるようになるのに、何ヶ月もかかった。

ディランの方が明らかに進歩してる感、自分が遅れてる感はあっても、

仲間になった感、敵じゃない感があり、暖かみを感じる。

プロおご氏はデイビッドみたいな堂々とした生き方。

自分にはこんな堂々さはムリだな、と思った。

大学に入ったばかりの頃、サークルの勧誘の食事会みたいな席で、

先輩の男性が、「おれ、公務員試験受けるんだ」

みたいなことをその場で言ったとき、無意識に口から出て、

「公務員なんか、やめた方がいいですよ!」と言ってしまい、

先輩はびっくりして、「え、なんで?」と言って、

「ヤバい、無意識に言ってしまった!」と思った。

ほぼ無意識で、本音が出てしまっていた。

子どもの頃から、両親を見て、公務員にネガティヴイメージがあった。

だからなのか、しばらく前に、

総理大臣が学校の土地の売却に関わっただかなんだかの事件のとき、

書類の改竄をやらされたらしい財務省?の人が自殺したとき、

「やっぱり公務員は不幸だな。」と思った。

今思えば、あの人が自殺した理由も、

自分が書類を改竄した人として、注目される恥ずかしさ、屈辱、

絶望感に向き合うのが、あまりにもイヤで、イヤすぎて、怖すぎて、

だから自殺したんじゃないか?真相はわからないけど。

中学生の頃、自分は人生に絶望して、毎日、早く死にたいと思ってた。

今も不幸なのに、これから何十年も奴隷として、

生き続けなきゃいけないという現実に絶望して。

とくにいじめられてはなかったけど、それでも、本当に希望が見えなかった。

ジョジョの7部で、ウェカピポというキャラクターが、

「人は恥のために死ぬ」というセリフを言うけど、

自分の情けなさ、恥ずかしさみたいなものと向き合うのは、

たしかに本当に、これだけは避けたい、と思う。

イヤすぎる。