呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

第五人格

『第五人格」という、スマホのオンラインゲームがあった。

自分は、リアルな殺伐とした戦争ゲームが苦手だったから、

あくまで鬼ごっこで遊ぶという、かわいい感じの

第五人格は、楽しめそうに見えた。

かわいい感じのゲームだから、女の子がかなり多い。

日本人が全員で共用する、文字列がすごく速く流れてる

チャットがあり、そこで、チームや、仲間を募集する。

遊びたいゲームのモードを選択して、募集するはずなのに、

「ランクマッチ」とか「ランダムマッチ」じゃなくて、

「なりチャ」で募集している人がとにかくたくさんいて、

そもそもゲームモードじゃないのに、一体何をやるのかわからなかった。

後で調べたら、なんらかのキャラクターになりきって、

演じながら話すという意味で、最近の女の子は、

オンラインゲームのボイスチャット機能を、

そういう方向に使うのか、そんなことやってたの!?

ゲーム自体はむしろどうでもいいのか、と驚いた。

大半の男の子のプレイヤーの目的は単純明快で、

「試合に勝って、勝利の気持ち良さを味わったり、

ランキングの順位を上げること、とにかく、

競争に勝つこと、他者を負かすこと」

だけど、女の子たちの目的は、

ボイスチャットで、何か演劇をやることだった。

試合で勝つのが目的の女の子もいたけど。

一体何が楽しいのか、まるでわからないと思ったけど、

自分を人間だと思い込んで、「わたしはこういう性格の者です」

っていうところから生きるのも、

キャラクターのなりきりチャットなのかもしれない。

The Ninesで、メリッサが、

「人間はいつも、心のどこかで、何かのフリをして生きている」

と言っていた。

人間のフリ、加害者のフリ、被害者のフリなのかな。

 

チームを組んで鬼から逃げるサバイバーをやってたとき、

「ああ、今のミスだな。もっとこうだった。いや今のマジでやったわー、

失敗した」とか言いながらやってたら、

チームの女の子が、

「あなたは、自分を責めすぎよ。もっと自分に優しくしなきゃ」

と言ってくれて、驚き、つい、「いや、反省だから、大丈夫です」

と言ってしまったけど、ズバリ言ってもらえたのは嬉しかった。

のりこさんが、自分に優しくすることに慣れたら、

愛されるのを許可できる、と言っていたらしい。