呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。

海を散歩と、夢の小径

歩くには遠いけど、海辺まで行って、歩いた。

浜に着くと、柔軟体操をした。

海風が気持ち良く、アメイジング・グレイスを、海に向かって、

口笛で吹いたりした。海の水も澄んでいて、

自由大満喫、という感じだった。幸せだった。

オヤジは、むかし合唱団にいたからか、口笛がやたらに上手く、

ちくしょう、オヤジほど口笛で大きな音でないな、

いい気になりやがって、と思っていたけど、

自分でも驚くほど、大きな口笛が吹けた。

堤防に登ろうとして、足をあげたら、股関節がピキッとつってしまい、

痛かった。デイビッドが言う、Human condition.

心は、むかしよりは自由になったけど、

股関節は自由が効かなくなっていた。

堤防に行くと、赤ちゃんを片手に抱いて、

3歳くらいの男の子を片手に連れている、若い、

おそらくは父親がいた。

自由大満喫な自分に比べて、この人は、たぶん自由ではないけど、

これはこれで幸せなのかもな、と思った。

堤防で釣りをしていた人に、

1人ずつ、どうもこんにちは、何釣ってるんですか?エサは何ですか?

と聞いて歩くと、イカやチヌ、何かの魚、だった。

釣りは、待つ時間が長いしな、

魚たちを釣って殺すのがそんなに楽しいのか?

考えてみれば、残酷な趣味だよな、とチラッと思った。

「攻撃の想念をリアルに捉えている」のか。

むしろ、空虚な、忍耐の時間が長いのが、逆に良いのか?

堤防の端には、いかにも釣りのプロっぽい、やたら長い釣り竿の、

グラサンかけた宮崎駿みたいな人がいて、

話しかけにくかったけど、入り口近くには、話しかけやすい雰囲気の、

優しく穏やかな、釣りの初心者みたいな人がいた。

帰り道で、「夢の小径」という手書きの毛筆の文字看板の、

手作り感溢れる店を見つけた。

とうがらし🌶がいたるところにぶら下がった外観や、

ポットに入った植物、

「夢の小径」という名前に、なんか惹かれて、店を見ていると、

とうがらしを加工して袋詰めしていた、

店主の年配の女性が話しかけてくれて、

いろいろと話した。

「夢の小径」というなんかいい名前と、カラフルで、

手作り感がある魅力的な外観に惹かれたんで、というと、

「そんなこと言ってくれる人いないよ」と言ってくれた。

でも、お世辞やご機嫌とりじゃなくて、なんだろう、

キッチリ綺麗に、バシッと決まった、立派な建物の店とは違う、

親しみやすい、家族感がある感じが、良かったのは事実だった。

女性は、話によると、76歳で、胆嚢の摘出手術や、

その他の病気にかかりもしたけど、体はガタがきてるけど、

田舎だから、そう売れるわけでもないけれど、

自分がただ楽しいから、店をやっている、ということだった。

そうだよな、もう寿命がないとなれば、「最高の人生の見つけ方

みたいに、自分のやりたいことやって、楽しむよな、と感心した。

聞けば、小学校も中学校も、同じ母校だった。

他人とは思えず、親近感がわき、話し込んだ。

少し暗い店の中に入るとき、

「なんかテレビのリポーターみたいな気分です」

と言うと、笑ってくれた。

女性のいとこは、テレビで紹介もされた、

繁盛していた、飲食店とブティックを経営していたけど、

京都に仕入れに行ったとき、68歳で心筋梗塞で亡くなったそうで、

その人の店にあった品物を少し譲り受けて、

店に置くことになったらしい。奥には、服があった。

スマホも忘れて行って、写真も撮れなかったけれど、

「話してくれてありがとう。楽しかった」と言ってくれた。

問題は、帰り道だった。

行きはよいよい、帰りはこわい、じゃないけど、

足の疲れがかなりきつく、休み休み、歩いて帰った。

デイビッドが、fatigue(疲れ)も、苦痛だから、と言ってたけど、

女性が胆嚢の病気で苦しんだのも、歩いて足が疲れるのも、

苦痛という点では、何の違いもない。

肉体として、被害者になって、苦しんでいる。

苦しみには難易度の序列はない、

全ての苦しみの原因はひとつだという、コースの教えを思い出した。

わたしの、知覚の間違いを、教えてください。

L1この場所に見えているものには、何の意味もない。

L2この場所に見えているあらゆるものに、私にとっての意味のすべてを与えたのは、私自身である。

L3この場所に見えているどんなものも、私は理解していない。

L4これらの考えには何の意味もない。それらは、この場所に見えているものと同様である。

L5私は自分が考えているような理由で、動揺しているわけではない。

L6私が動揺しているのは、存在しない何かを見ているからである。

L7私は過去だけを見ている。

L8私の心は過去の考えにとらわれている。

L14神は意味のない世界を創造しなかった。

中央アート出版『奇跡講座ワークブック編』より引用