呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。

Tさんに会ったとき

奇跡講座をはじめたものの、大学を辞めようか、悩んでいたとき、

あまりにも葛藤して悩み続けるのが辛く、大学に居続けるのも辛くて、

ギブアップの会のTさんに会いに東京まで行って、

話を聞こうと思った。藁にもすがる気持ちで。

その時、Tさんは個人セッションは受け付けていなかったにもかかわらず、

誰かに相談したい、コースやTさんや多くの教えや教師たちが語る、

この世のものではない何か、エゴの世界観を超えた救いや希望があるのか確かめたい、ダメなら自殺でもなんでもすればいいと思って、

ダメ元で申し込んで、会いに行った。

Tさんは、「個人セッションは受け付けてないと書いてあるにもかかわらず、申し込んでくるってことは、よほど気持ちが強いんだろう」

と言って、快く受けてくれた。

会う日の朝、自分でも笑ってしまうけど、朝日を夕日と勘違いして、

朝の7時と夕方の7時を勘違いして、遅刻すると思いこみ、焦って

10時間早く東京に着いてしまった。

東京の待ち合わせ場所の近くの、

小さな公園でベンチに座りながら、夕方までずっと、

奇跡講座のワークブックを読んでいた。

ただ、Tさんが何歳かもわからず、正直謎で、文章の雰囲気から、

「たぶん、50歳とかだろう。髪の毛はどんな感じだろう、、」

と思っていたら、

いざ会うと、想像よりはるかに若くて驚いた。

Tさんは想像の10倍、元気で快活で、むしろ、

親戚のお兄さんという感じさえあり、

「悟った、すまし顔の静かな余裕ある、中年の男性なんだろう」

という自分の勝手なイメージとはまるで真逆で、

あまりのギャップに驚いて、会ってしばらく何も言えなかった。

その時Tさんが言ってくれたことはまだ覚えてるけど、

「僕に見えていることは今はわからなくても、

必ずあなたにも、見えるようになるから。

だって、あなたもわたしも同じ存在で違いはないんだから」

と言ってくれた。

ありがたかった。

こんな人に会ったのは、人生初だった。

あの時は、のりこさんや、デイビッドのことも知らなかった。

東京の初夏の夕方、ウルトラセブンで、

ダンとメトロン星人が夕焼けをバックに話した時みたいだった。

人間と、人間の世界の外にいる宇宙人が話しているような。

メトロン星人も、人間の世界を知り尽くしていた。