呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

自分の知覚サングラス

すこし前、ある方から中島みゆきの曲https://youtu.be/AabAbM_Lmuo

を紹介して頂いた。

その曲を聴いていると、「現在の人間の自分」

の状況や劣等感・無価値感・惨めさや焦りを正確に言い表している歌詞があり、

「自分はこういうかわいそうな惨めな存在だと見透かされ、

見下されているから、この曲を紹介された。

これはよかれと思ってのシェアだろうけれど、

実際のところ自分の惨めさをえぐるような歌詞を見せる当てつけだ」

という感じに、惨めさや辛さ、怒りを感じた。

せっかく曲をシェアしてくれた相手にそんなネガティブな惨めさや恨みのような感情を

伝えるのは雰囲気をぶち壊して相手に冷や水を浴びせるようなものだから、

とても伝えられない、と遠慮して、

「歌詞が胸にきました」と、ぼやかして当たり障りのない返事をした。

その後、これは思いっきりPeople Pleasing、

ご機嫌取りのマスクで、相手を弱い傷つきやすい心だと決めつけて

本音の感情を抑圧するパターンだと気づいた。

本音の感情を伝えたら、

相手は罪悪感や責められているような心外さを感じるだけで、良いことは何もなく、

関係が気まずくなるだけかもしれないと思ったけれど、

幸い、相手の方はLiving Miraclesのやり方に精通する人だったのでなんとかなると思い、

「実は昨日は、こう感じていました」とネガティブな感情を伝えた。

その方は実は自分が気になった部分の歌詞ではない全く別の部分の歌詞に感動していたこと、中島みゆきに共感を感じていたこと、

誤解される可能性をわかった上であえて聖霊のシナリオにサレンダーするつもりで

シェアしてくれたことなどを教えてくれ、

自分を見透かして当てつけに意図的に曲を紹介したわけじゃなかったということが

明らかになった。

自分の知覚とか見方が単なる妄想というか思い込みだったことに、

その瞬間はじめて気づいた。

もし感情を伝えることがなかったら、

「相手は心の中で自分を見下して見透かしていた」

という見方が思い込みでしかなかったことには、気づけなかった。

自分の思考や感情を投影した世界しか見えてないというのが少し感じられた。