呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

切なく、悲しい夢 火垂るの墓

とても可愛いらしい、

幼い女の子が何かで死んでしまい、その女の子が生前、元気で、

笑顔で幸せそうにしていた姿を回想するように、その女の子の家族か、

父親か何かの目線で見るという、

ものすごく切なく悲しい夢を見た。

女の子が生きていたときの幸せそう感、明るくて元気な感じからの、

その女の子が死んでしまった、という悲しい運命へのあまりの落差から、

切なさ、悲しさで胸がいっぱいになる、という感じだった。

一瞬だったけど、それがそういう状況だ、というふうに見て、

無意識に感情移入していた。火垂るの墓を見たときみたいな。

「愛する者を失うことが可能だという信念は、

おそらく最も狂った信念である」という、テキストの文を思い出した。

デイビッドのマップの因果関係を当てはめると、

「愛する者を失うことが実際に可能だ」

「死や別離がリアルだ」

という信念を、夢の中のスクリーン、

精巧なイメージの連続アニメーションで、再現して、

その喪失や分離や死がリアルだ、という信念に基づく世界観、

知覚をリアルに解釈して、その世界観を信じて、

“自分の心が力を与えて”、ストーリーに感情移入して、

結果的に、悲しさや切なさを感じていた、ことになる。

あと、目が覚めた瞬間、夢の中で経験した感情を全部一緒にしたような、

異様な感情と全身が緊張したような感じがあった。

マトリックスみたいに、

夢の中の主人公や、状況をリアルに受けとめていたからか。

前のように、明晰夢は見れなかった。

夢から覚めた瞬間にも、夢の中の緊張感や感情が何か残っていた、

というのを経験した瞬間、確かテキスト27章くらいの、

「夢の中で経験する感情は、夢そのものではなく、

夢を見ているあなた自身から生じている。」という趣旨の文の、

意味が確かにわかった気がした。

夢の状況自体は、たしかにめちゃくちゃリアルで精巧だけれども、

その状況、世界観をリアルに解釈して、感情移入して、

あらゆる感情を味わっているのは、他でもない自分の心でしかなかった。

あきなさんの記事を思い出した。

https://ameblo.jp/up4528/entry-12714785529.html

あきなさんは、いろいろなすごい経験をされていて、

それをシェアしていただけるのは、ありがたい。

レッスン5の、

『私は自分が思っている理由によって動揺しているわけではない』という言葉も、しっくり理解できた気がした。

夢の中の状況自体が原因で、自分は夢の状況に翻弄される側、

無力な被害者、ってすっかり信じているけど、本当は、

「その状況をリアルに受けとめている、

自分がリアルにイメージやストーリーを解釈している」

というのが実際の理由だ、と実感できた。

のりこさんとビデオ通話してから、しばらくして、

明晰夢を見るようになって、

途中までは、夢の状況に翻弄されて、自分が不当に扱われたり、

逆に加害者になったりするというストーリーの感情をリアルに経験していたけど、そのときは途中で、レッスンを思い出し、

「あっ、これ夢?」と気づけた。

最初はコースがウソかもしれない、と心底ビビりながらも、

コースはじめて6年、やっと、夢から醒めるっていうコースの内容は

嘘じゃない、マインドトレーニングは無駄じゃなかった、と実感できて、

心の力を取り戻したかのような、

マトリックスのネオが復活したときみたいな、嬉しさと解放感を感じた。

でも、今日みたいな夢を見るとき、つい夢に感情移入してしまう。

あと、自分は実際は夢の中にいたわけじゃないから、

夢を見ている原因は、夢の内側ではなく、夢の外側だ、と実感した。

https://ameblo.jp/up4528/entry-12714341255.html

のりこさんの、「全てはここで起きてるわけじゃなかった」

というのも、そうか。