のりこさんの勉強会に申し込もうとして、カードがなくなっていたから、
自分で預金口座を強引に開設しようとしたら、
母が、郵貯の紙の通帳口座を渡してきた。
なんと、母が隠し持つように持っていた。存在自体、知らなかった。
ある程度、お金が残っていたので、これなら申し込みができると思い、
振り込みに行ったら、通帳の磁気がダメになっていて、
再発行が必要、と言われた。
再発行には、保険証とか、身分証がいる。
しかし、よりによって保険証をなくしてしまっている。
運転免許もないため、保険証がないと、どうにもならない。
母親の口座を使わせてもらうという手があるけど、母にとって、
コースは怪しい新興宗教でしかない。
「あんた、またあの怪しい女の人の口座に振り込むの?騙されてるよ。
あんたは、新興宗教に洗脳されて、お金を騙し取られてる。」
という目で見られるのが、嫌すぎて、屈辱すぎる。
心が、痛々しすぎる。母に頼らざるを得ないという、
情けなさも、あるか。
または、「のりこさんにお金を払う」という行為に、自分でも、
躊躇や疑念があるのか?
だから、母の疑念に満ちた目線が痛々しすぎて、申し込めないのか。
新興宗教といえば、
田舎で育ったからか、エホバの証人なんて生で見たことがなく、
デイビッドの話で聞いた程度の、
半分ファンタジーの妖精みたいな存在だったけど、今日、散歩中、
人生で初めて、エホバの証人の年配の女性に、
「もうすぐ、苦しみも争いもない世界がやってくる!」と、
話しかけられた。
幻の妖精みたいなレアポケモンを見つけた気分で、
「これがウワサのアレか!」と、全く恐怖を感じなかった。
むしろ、散歩中、知覚の訂正と奇跡についてずっと
考えていたので、これは素晴らしいシンクロだと思い、
「いや、ちょうど今、あなたと同じことを考えていたんですよ!
感動しました!」と言いながら、両手を広げてハグしようとしたら、
エホバの証人の女性が、「きゃっ!」と言って怖がった。
レアポケモン捕獲失敗。
エホバの証人の勧誘が大歓迎されるとは、まさか思わなかったのか。
子どもの頃、エホバの証人とか、宗教系ってこわいよな、
何て言って断ればいいのかな?とか思っていたけれど、
まさか自分がエホバの証人の人に怖がられる日が来るとは。
エホバの証人の人より、のりこさんたちやデイビッドのほうが怖い。
心に迫られる恐怖。
デイビッドからFBの友達申請が来て、嬉しかったけど、なんか怖くて、
緊張感があり、何も話せなかった。
今敏の記事でもあったけど、会いたい人たちほど、会うのが怖い。