「あいつがやったに違いない」
テレビのアマゾンとかを見る用のFirestickという小さなリモコンがなくなった時、
「これは父がやったに違いない。」と思った。
デイビッドの映画リトリートの映画(290円)をアマゾンでレンタルしたら
毎回父は大げさに怒って不満を長々と言い続けるので、
自分がテレビでアマゾンを見られないようにするために、
父はリモコンを隠したに違いない。
「コースの解説をする映画リトリートで選ばれた映画だから見たい。
その分のお金は払うから」
と言っても、父は全く耳を貸さない。
「新興宗教にハマっている奴が勝手に金を使いやがって」と思っている。
だから父がリモコンを隠したに違いないと思ったら、
翌日には何ごともなかったかのようにリモコンが戻っていた。
ただリモコンが物陰に隠れていただけのようだった。
前も、階段にダンボールが突然現れたポルターガイスト的な何かが起こった時、
「父が当て付けでやったに違いない」
と思ったけど、結局父は関係なかった。
自分を被害者に、父を加害者にしたい気持ち。