恐怖の不思議
小学生や中学生の頃、
1番怖かったのは、
同級生から嫌われたりいじめられたり、
孤立させられることだった。
それだけはなんとしても避けたかった。
だから、自分の心を素直に表現できなかった。
いつも、「無害で大人しい自分」のマスクをハミ出したら
ヤバい、みたいな強い恐怖があった。
いじめの標的になったら一貫の終わり。
そうやって本音でコミュニケーションするのを
自分からやらなかったから、
ずっと孤独で疎外感だったのか。
仲の良い友達自体は何人かいたけど。
テキストのどこかの、
「防衛はそれが防ごうとするまさにそのことをもたらす」
という文章を思い出した。
本当にそうなんだな。
嫌われて孤独になるのを恐れてたから、
いつも孤独だったのか。