女子小学生への恐怖
自分が歩行者の信号機の下に来ると、
横断歩道の向こう側に学校帰りの女子小学生が3人、
信号待ちしていた。
なんとなくかわいく感じていた。
無邪気というか。
自分が信号機に来るやいなや、
まるでタイミングを見計らったかのように3人が同時に
左に方向を変えて道路を歩き出した。
この瞬間、言葉にするなら
「自分が嫌がられた。
なんか嫌な感じをあの3人の女の子たちは感じて、
自分と横断歩道で接近してすれ違うのが嫌だから
回避したに違いない。」
みたいな感じで胸と腹に痛みとグニョンと嫌な感じを感じた。
男である自分は肉体的にも心理的にも何か穢れている感じで、
女の子たちは無邪気で無垢に近い、
みたいな相違感、対極感があった。
女の子たちが行く道が自分の帰路と重なったので
後ろから歩いて行くと
3人は校庭に入って行った。
どうも自分を避けて学校に帰ったにしては経路も回り道だし不自然で、
このタイミングで初めて「俺の勘違い投影か?」と気づいた。
自分が何か穢れた存在で、
無垢さの対極であり、
(特に自分と対極である女の子には)嫌悪されて避けられて当たり前、
みたいな感覚が深くある。
これが相手と自分であるという知覚と自己信念が
間違えていますように。