呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

トップガン・マーヴェリック 

印象に残ったのは、

主人公であるマーヴェリックたちが敵地に潜入飛行して

目標地点をGに耐えながらピンポイントで

狙った後、急上昇したことでかかるGがあまりに重すぎて

肺が圧迫されて呼吸ができなくなって

視界が一瞬で暗くなって失神しそうになり、

実際に仲間のパイロットが1人失神して墜落しそうになるけど

仲間からの助けもありなんとか復活して目覚めるシーンだった。

 

何かトリガーがあって動揺や緊張感から始まって恐怖・罪悪感まで行くと、

知覚が気づかない内に歪んで他人が敵に見えたりしだして、

パニックに近くなって、

トップガンでいうGが強烈に心にかかった状態になる。

全身が緊張して呼吸も浅くなる。

あまりに不快感や恐怖や憎悪が耐えがたくなるので、

照準を敵機に合わせて機銃やミサイルを撃ちまくるみたいに

他人や環境へ怒りや攻撃を向けたり、

または憂鬱や自己譴責という形で沈み込んだりしたくなる。

この状態だとトップガンみたいに正確に

目的意識を保ったまま攻撃目標を狙ったみたいには

平安のツールを思い出したり赦しや祈りを思い出す余裕は

まったくない。

悪夢みたいなGというか迫力のある恐ろしい知覚に

ガッチリ心が捉えられるから、赦しどころじゃなくなる。

マーヴェリックたちが高圧のGにギリギリ失神せずに耐えながら目標を狙うのは、

自分が動揺の最中に恐怖や動揺に引っ張られながらもその引力とかGから

心を引き離して聖霊をなんとか思い出して知覚の訂正を求める

みたいな感じに見えた。

向き合うだけでも全身が戦慄するような

強烈な恐怖や罪悪感・無価値感や自己嫌悪の

感覚から逃げないで聖霊に取り消しを求めるというか。

マーヴェリックたちは高圧のGに耐えながら目標を正確に狙う

体力トレーニングや実地訓練を積むけど、

自分が毎日やるマインドトレーニングも同じに見えた。

訓練しないと無理というか。

あと敵の基地にミサイルやレーダーがたくさん配備されていて、

攻撃目標の地下兵器工場に何としてもマーベリックたちが

到達できないように過剰なまでに防御していたのも、

自我が自分の実在性が無だと暴かれないために

必死にあらゆる種類の戦略を作っている、みたいにも見えた。

 

お互いを恨んだり憎んだりしつつも

自分ひとりじゃなくてチームで一つの目標を狙うとか

マーヴェリックが昔の罪悪感・トラウマに向き合ったりする流れも

よかった。

あとはJust do itとIt's time to let goのセリフもよかった。