優しくしてあげてる
自分が相手の感情や気持ちに個人的に責任を負わなくていいというテーマで、
今日の勉強会で思い出した。
数年前、母方の祖父母の家で
親戚が集まった時、
夕飯で何歳か年上の従姉妹が酒に酔った時
「あたしはりょうくんにかまってやってるのに!」
と溜まった怒りを噴火させるように大声を出した。
その時はえっ?と驚いたけど、
確かに従姉妹は笑顔というか優しくしてくれているような感じだった。
子どもの頃からそんな感じだった。
その時まではハッキリとは意識してなかったけど、
今思えば従姉妹は自分の前で「優しい笑顔の女性」を演じていて、
そのストレスというか犠牲者意識がお酒の勢いで
出て、結果的にのりこさんが言っていた
「人間関係を表面だけ良くする目的ではない」
ありのままの打ち明けが起こった形だった。
自分の気持ちは、えっ?という感じの困惑と、
「ああ、気遣いというか演技の表面上の優しさだったのか、、」
という冷ややかというか
醒めたような気持ちだった。
たぶん、従姉妹は「優しくかまってあげないとかわいそうな年下の子」
みたいに自分を見ていた。
前の記事で書いたけど、
自分も年下の従姉妹に自分の勝手な思い込みから
自分が嫌な思いをさせたという罪悪感や「かわいそうな女の子」という見方
をしていて、自分の深刻で苦痛な罪悪感を
いざ打ち明けたら相手は「え?」と全く覚えてすらなかったことがあったから、
自分も同じことをしていたのに今気付いた。