呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

状況と孤独

https://youtu.be/hl7uDorRSnE

オデッセイはラファエルが解説してくれたから

前からずっと見ようと思っていたけど、

「厳しい環境でも歯を食いしばって、頑張って生きる」みたいな感じが苦手で、

絶体絶命・艱難辛苦ど真ん中の映画は見たくないから先延ばしにしてた。

 

気になったのは、主人公マークが火星に取り残されて文字通りの孤独に

苦しんでいた時、何かの用で

オペレーター兼技術者のヨハンソンという若い女性が残したパソコンを見て

「ゲームとか孤独を紛らわせるものがたくさんある」と言ったシーン。

マークは火星にただ1人で孤独だったけど、

ヨハンソンは周りに何人も仲間がいるのに孤独を感じていたのかと思った。

『天国から離れて』60ページで、

人が溢れる猥雑な満員電車に夫ルイの提案で嫌々ながら乗ったヘレンが

その状況に不満を持ってルイに対して怒りや被害者意識を募らせていたところ、

突然、表現不可能な圧倒的神の愛に飲み込まれたみたいな経験が書かれていた。

ここを読んだとき、

のりこさんが、まさこさんがリトリートのために重い機材を持って

満員電車に乗ることは一見状況の被害者に見えるけども

自我の箱から出る奇跡の機会になり得ると先日話したことを思い出した。

まさにヘレンもそうだった。

自分がやれと言われたら、正直うーんという感じだけど、

果たして信頼して祈って従えるだろうか、という感じ。

もしヘレンが1人で宇宙船に乗って火星に行っても、

ヘレンがイエスや神の愛と繋がることを選択すれば、

マークのように孤独ではなかったはずだ。

マークは昔の探査機を発掘してNASAと通信を回復して、

やっとそこで孤独から解放されていたけど。

『This moment is your miracle』で、

デイビッドが孤独感は状況に関係なくて、

他人に囲まれていても孤独を感じることはよくあるし、

逆に肉体は1人でも愛や繋がりを感じることはできる、

と言っていたのを思い出した。