呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

相手を傷つける恐怖から曖昧にする 『まごころを君に』

自分はエヴァンゲリオンのTVとか劇場版が好きだったから、

コースとか真がなるハートの実践とピッタリ重なると感じた部分を書きたいとか

そういう気持ちがあったけど、

エヴァンゲリオンはオタクの代名詞みたいな作品。

恥ずかしい。カッコ悪い。

それに直面することなのか。

自分ははじめてエヴァを見た時、

「かわいい女の子がこんなエッチなピタピタのスーツきて、

露骨に人気狙ってるというか媚びてる。

いかにもオタクっぽいというか、、」と思った。

作品を差別するというか、蔑むように見るというか。

だから、エヴァの記事は一本公開したけど、

なんか書いても下書きのままだった。

勉強会でのりこさんが、

「自分が見たくない、

嫌なものに触れるから嫌だから曖昧にして何かを先延ばしにするのは

癒しや解放を遅延してるから、

先延ばしにしないでハッキリ直面した方がいい。

具体的に明らかにしてデッドラインを決めたら、

曖昧にして逃げられないから。」

と言ってたのを聞いて、

これ公開しようと思った。

「曖昧にし続けるのは傷つきたくないからの一時しのぎ」

というセリフがあった場所。

ネットフリックスでエヴァの旧劇場版「まごころを君に

が見れるのにこないだ気づいた。

めちゃくちゃグロいシーンもあって中学生の頃はYouTubeで細切れの動画を見るだけで

全身にバシバシショックを受けたけど、

今見るとグロいシーンはもう何度も見て慣れているから

キャラクターのセリフに注意がいった。

主人公のシンジ:嘘だ!

みんな笑って曖昧にしてごまかしてるだけだ!

レイ:本当のことはみんなを傷つけるから。

みんなを追い詰めるから。

それはとてもとても辛いから。

シンジ:曖昧なものは僕を追い詰めるだけなのに。

このままじゃ怖いんだ。

いつまた僕がいらなくなるかわからないんだ。

落ち着かない。ざわざわする。

声を聞かせてよ!僕にかまってよ!」

みたいなセリフを声優さんが迫真の演技で言っていて、

心の苦しみとか言い張りとか寂しさとか痛々しさを

切実に生々しく描いていた。

シンジの「曖昧さはぼくを追い詰める」というセリフ。

のりこさんの撮影の許可を求める連絡を曖昧にして後回しにしていたら

後で恐怖や罪悪感がだんだん大きくなった、

という話を聞いた時思い出した。