映画『歓びを歌にのせて』/As it is in heaven とコース
21分くらいから、デイビッドが「歓びを歌にのせて」の監督カイ・ポラックさんと
会談したときのことを話していた。
1986年に映画製作から引退していたポラック監督がコースの「罪は存在しない」
「神は赦すことがない。なぜなら咎めたことがないから」
というメッセージに胸を打たれて、
そのメッセージをテーマに映画を作るよう強いインスピレーションを感じて
製作に至って、
「罪は存在しない」というセリフを言う女優を最初に募集して、
そのシーンを中心に逆算して脚本やキャラクターを作ったというのを聞いて驚いた。
たしかに映画の中盤でインガーという脇役の女性がそのセリフを言うシーンは
すごく印象的で、コースと同じメッセージだと感じられたけど、
そのキャラクターは主人公でもヒロインでもなかったし、
脇役のセリフを中心に映画を作るというのが意外だった。
それがコースからの抜粋だったと聞いてなるほどと納得したけど、
コースのメッセージが込められたこの映画がスウェーデンでも海外でも
とても評価されているというのが嬉しかった。
コースのことも知らないはずの
ある方が書いたこの映画の感想記事https://note.com/azamaro/n/n5126582a4b7aでも、
「本当に感動して魂が震えた」というような感想で、
やっぱり同じメッセージにみんな感動するんだと実感した。