受け取った愛
大学のころ、住んでたアパートの一回がレストランで、
レストランを営んでいた夫婦から、良くしてもらってた。
お菓子や、何かサービスしてもらったり、
おススメのアニメのDVDを貸してもらったり。
ただ、大学を辞めるとか辞めないとか、
コースが真実なのか、良くできたウソなのか、
これからどうやって生きていくか、
とかで、あまりにも葛藤や恐怖が強く、辛く、余裕がなかった。
夫婦から、愛情を感じていたけど、自分は愛情を受けるに値しない、
愛情を受けるのが、恥ずかしいような、逆に困ってしまうような、気持ちもあった。
大学を辞め、アパートを出るとき、お礼も、何も説明できず、
何か言う心の余裕さえ全くなかった。
そんな感じで、アパートを出るのが、申し訳なかった。
ただ、愛情だけを受け取って、何も説明することさえできず、
逃げるように、突然出るしかなかった、情け無さ。
いずれ、会いに行って、お礼できたらいいか。