呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

https://note.com/fuji_kiseki/n/nffd5533e2613

こうすけさんの記事です。胸にくるものがありました。

自分のストーリーで、思い出したこと。

父や母に聞くと、自分は赤ちゃんの頃は泣いてたけど、

物心ついた3歳や4歳ごろから、泣かなくなった。

妹が生まれたからか。

妹はまだ幼いし、よく泣くけど、自分は男の子だし、兄だし、

家族や親戚、他の子から、子どもっぽいと思われたくない、という気持ちから、

泣いたり、わがままを言わないようにしてた。

妹より、先に進んでいる、進歩した存在でありたかった。

両親が共働きだったので、4歳くらいから、保育園が終わると、

ある在宅の託児所に預けられていた。

そこに、もうひとり、同い年の男の子がいた。

この子は、超感情的で、すぐ泣く子だった。

歳下の、自分の妹に口ケンカで負けて、泣きながら敗走してくるほどだった。

正直、「何でこんなにすぐ泣くのか?周りに迷惑がられたり、

子どもっぽい扱いされるのはわかってるはずなのに。

デメリットしかないだろうに」

と思っていた。その泣き虫だった子は、次男で、

その子の兄は長男で、頭が良く聡明・利発で、

泣いたりする子ではなかったから、

その兄に憧れもあり、長男としては、やはり情け無い姿は見せられない、

次男や妹の立場なら、泣くのはいいが、という、

鬼滅の刃の主人公みたいな根性でいた。

そんな感じで、自分は、泣かず、物分かりのいい子だったから、

託児所の女性からも、「あんたはかしこい。大人な」

と言われて、それが誇りでもあった。

だから、他人と深く関わって、

感情的に揺さぶられるのが怖かったのかな。

中学生の時、部活で筋トレをしていたとき、なぜか、

急に涙が溢れてきて、友達の前で泣いてしまったことがある。

自分でも、なぜ涙が溢れてきたのか、全くわからず、

ただ泣いていたけど、自分の感情を抑圧し続けて、

深い繋がりから分離して、孤独感や、

疎外感が限界に達していたのかもしれない。

その友達は男子だけど優しい子で、からかったりせず、心配してくれた。

今年、のりこさんにセッションしてもらう少しまえ、

JACIMフォーラムに参加して、そこの参加者のある女性の方が、

驚いたことに、自分の家のすぐ近くに住んでいることがわかり、

ツイッターなどで暖かく迎え入れてもらって、

何年も続いていた、自分の近くには学者者がいないから、

自分は孤独だ、という不遇な知覚が、単なる思い込みと信念だった

というのを示してもらえて、あまりの驚きと嬉しさで、

号泣してしまった。

自分の愛を求める声を認めたくなかったのかな、と思った。

号泣した後の数日感、なんと、食欲がなくなっていた。

心が愛と感動で満たされたからか、欠乏感を感じなくなって、

食事する気がなくなり、「母さん、おれ、食欲ないから食べれん」

というと、「えっ、病気?コロナ?」と言われた。

大学のとき、絵を描いていて、泣いたことがあり、

その時も、何か、罪をリアルに見ない無条件の愛に触れた気がした。

泣くと、スッキリするし、やはり、救われたような、

洗われたような気持ちになる。

ただ、こうすけさんも書いたように、「負け」感はある。

漫画ワンピースで、何巻だったか、

コアラという奴隷の少女が海賊に救い出されて、

泣いたりしたら、罰を受ける奴隷だったから、

自分の感情を素直に表現できず、

まさにピープルプリージング、平気な振りをして、

他人の顔を伺っていたところを、

「オレたちは、お前が泣いても、罰したり、蔑んだりしない。

泣きたかったら泣けよ!泣けばいいじゃねェか!」(ドン!)

と、海賊の親分に言われて、

大きな声で、大粒の涙を流して泣く、というシーンがあった。https://youtu.be/a7VusC4s3uE

本当にいいシーンで、

また見て泣いた。

ワンピースは泣きのドラマが多いけど、自分はあそこが1番感動だった。

テキストのどこかに、あなたは長い間、奴隷だったから、

解放されても自由に馴染めず、自由を理解するのに時間がかかるとあったけど、まさにそんな感じのシーンだった。

どなたかのブログで、ラファエルが、「あなたは、恥ずかしい、良くないとジャッジされるような感情でも、エクスプレッションする価値がある」と言ってくれたとあったけど、

そういう、本当に優しい愛を感じた。

ラファエルも、ちょっと海賊っぽいけど。

そういえば、真我なるハートは、麦わら海賊団みたいだな。

のりこさんはルフィで、ひとりずつ、船に乗っけていく。

腹を割って、時には喧嘩もして、泣きながら仲直りもして。

子どもの頃、こういう、腹を割って話せる仲間がいるっていいな、

羨ましい、自分も、麦わら海賊団の船に乗れたらいいのに、

と思ってたけど、ある意味では、念願かなったのかな。

デイビッドもこんな感じで、ひとりずつ、仲間が増えていったのか。

ただデイビッドは、仲間が増える一方、

仲間が離れていくのもたくさん経験したらしく、

デイビッドは、Companionships(仲間と一緒にいること)も、

恋人と同じく、特別な関係だから、幻想への執着ではある、と言ってたけど、やはり仲間っていいなとは思う。