呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

良い作文 とはなんなのか 好きだった毒舌の先生

子どもの頃から、本を読むのは好きでも、作文は苦手だった。

読書はやるけど、読書感想文を書くのは苦痛だった。

教育についての不満が噴出しそうになったけど、それはまた。

小学4年のとき、運動会の感想文を全員で書かされることになり、

「運動会自体が嫌いな自分は運動会の感想なんて、何書けばいいやら、さっぱりわからん。

もういいや、別の先生は時系列順に出来事をならべて、◯◯がありました。

◯◯がありました。という文章はダメだからと言ってたけど、

運動会の朝から時系列順に出来事を書いて、感じたことをそのまんま

書いてしまえ。あれこれ考えて工夫するのは苦痛だし面倒だ。」

と投げやりになり、

「運動会の朝、号砲の音で、目覚め、緊張感を感じました。

登校したら、同級生は、自分と同じ緊張感を感じてないのか?と思いました。」

と、別の先生がダメと言っていた、時系列順にただただ並べる文章を書いて提出したら、

先生から、「わたしは、◯◯くんの作文が一番良かったと思うんやけどね」

と言われて、「え?これが評価されるの?大人っぽく上手な言葉遣いで、工夫や趣向を凝らした文章が褒められるんじゃないの?

おれはただ時系列順に書いただけなのに」

と驚いた。

その女性の先生は、

「老人は、社会に迷惑な存在だから、若い人のために、早く死ねばいい」

と、教室で全員の前で平気で言い放った先生で、

毒舌というか、善人マスクがぜんぜんない、

ある意味悪い先生だったけど、気遣いや躊躇がないぶん、

ハッキリ、性格がサッパリしていて、ワイルドで、

快活で、平気で悪口を子どもたちの前で言い放つ、

ぜんぜん学校の先生らしくないところが、

自分は本当に好きだった。

PTAとか、自分の教師としての評価とか、まるで気にしない。 

新聞にあった凶悪な事件をわざわざ子どもたちの前で紹介したり、

言いたいことを、悪いことでも平気で言う。

だから、この先生に褒めてもらえたのが、心底嬉しかった。

お世辞じゃなくて、本当にいいと感じたんだろうと思えたし、

あんな人柄だったから、趣向を凝らしたような文章より、

ただただ、シンプルで飾りがない文章がいいと思ったのか。

のりこさんも、平気でグサッとくることを言ってくるけど、

マスクがないからか、あの快活な感じ、

ワイルドだけど生き生きしてる感じがある。