呼んでいる胸のどこか奥で

2016年から奇跡講座を学んでいます。デイビッドはDavid Hoffmeister氏で、ワプニック博士はKenneth Wapnick博士てす。MWGEはコース学習者のための映画紹介サイトhttps://mwge.org/ です。

別れのストーリー

学習者の方の話やブログを見ていると、仕事をやめたり、離婚したり、別離を経験するのが、ターニングポイント、大きな試練として話される。

自分は、大学を辞めるのが、転換点だった。大学はあくまでも学校だし、離婚や別離ほど個人的な難しい状況があったわけじゃない、というわけでもなく、

家族や、信頼していた教師や友人が全員、突然敵になったように見えた。父は怒って説得しようとして、母は泣いた。コースは洗脳だから、おまえを精神科に連れていく、と言われた。

隠れキリシタンが、幕府から逃げ回る気分だった。コースとか、真理に従って生きる人たちと、社会のエゴに洗脳された人たちで、世界観が真っ二つに別れたようで、奇跡講座が真実なのか、欺瞞くさいけど社会がリアルなのかで、頭が真っ二つになるような強烈な葛藤があり、精神的な苦痛は強烈な頭痛になって現れた。ベッドから起き上がれないレベルの苦痛だった。

JACIMの加藤さんが、若い人は健全な自我や、個人としての安定感や自信が優先だから、通常若い人には、奇跡講座はあまりオススメできないという趣旨のことを言っていた。若いひとは通常奇跡講座を学ぶ資格ないなんて、それもひどいな、真理に至る道を学ぶ権利はあるじゃないかと思ったけど、

加藤さんの言うように、非常な恐怖や苦痛を感じたし、しまいには病気になり始め、かと言って奇跡講座を忘れることはできないし、大学は辞めるしかない、となった。自分は完全に何も出来ず、これからどうやって生きていけばいいか、何もわからない。ギブアップの会に参加しはじめ、同年代の似たような境遇の人にも会い、ギブアップの会の主催の人から、あなたは奇跡講座を学ぶみたいだから、奇跡講座の勉強会を探した方がいいんじゃないか、と言ってもらい、JACIMやのりこさんに行き着いた。

その後、デイビッドが、大学に関して、自分と同じ苦しみや葛藤を感じていたことに、救いを感じた。自分だけじゃなかった。ネットもない環境だったら、あまりに怖くて、孤独で仲間がいなくて、無理だっただろう。

仲良くしてた女の子も、文字通り一言も説明せずに突然別れた。

説明して理解してもらえると思えなかったし、うまく都合よく説明する余裕も全くなかった。デイビッドも、その時に初めて仲良くなった女の子と別れたと言っていて、安心した。説明したいのに、分かり合えない悲しさがあった。